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2013/11/15 ウィーン・フィル3

2013年11月15日   ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン  交響曲第6番田園、第7番
 
 
 メインの7番で、特に第4楽章の猛烈な勢い、一気呵成の演奏はスリリングだった。さすがティーレマン、さすがウィーン・フィル。圧巻であった。
 
 だが、個人的には6番の方が良かった。演奏というより、曲そのものに染み入った。
 
 なんか最近、私はこの田園交響曲が好きだと感じる。昔は9曲の中で、どちらかというと好きな部類に入らなかったのだが、今、つくづくいい曲だと思うようになっている。穏やかさと温かさがいい。
 今回の演奏でも、ウィーン・フィルの弦楽器のしなやかで柔らかい演奏がとても心地いい。ティーレマンの弱音を慈しむかのようにそっと包み込む音楽づくりも、たまらなく美しかった。
 
 うーむ、オレも年をとったか?(笑)
 
 「ベートーヴェン交響曲は何度演奏しても、その都度新たな発見がある。」と語る指揮者は多い。それは聞き手にとっても同様。もちろん指揮者ティーレマンの斬新な解釈もあるのだろうが、何度も何度も聴いている両曲で、随所に新たな音を発掘できたのは、とても楽しい体験だった。
 
 
 ・・・スマン、本日は忙しくてじっくり書いている時間がない。もうちょっと色々感じたこと、書きたいこともあるのだが、これにて失礼。