指揮者はオスモ・ヴァンスカだそうである。
プッ。ププッ・・・。
おっと笑っちゃいけないな。一生懸命代役を探し、探しに探してようやくOKをもらうことができたありがたい指揮者なわけだしな。
台湾以外の行程についてはマゼールが担当するので、そういう意味でも格下感が否めない。
もっとも私の場合、マゼールだったら絶句するところだった。
絶句じゃなくて「プッ。ププッ・・・。」で済んだので良しとしよう(笑)。もう私はとっくに気持ちの整理が付いているので、もはや指揮者なんか誰でもいいもんね。(今回は「観光旅行」と位置づけた。)
これに伴って曲目も一部変更になったのだが、ここにサプライズが待っていた。
1曲目のシチリア島の晩鐘序曲とメインのベートーヴェンのエロイカはそのまま同じ。真ん中のプログラムがメンデルスゾーン:交響曲第4番イタリアからチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲に変わったのだが、ソリストは、なんとマキシム・ヴェンゲーロフ!!
実は復活後のヴェンゲーロフを私はまだ聞いていなかった。昨年、日本にも来たのだがチャンスを逃し、残念と思っていたので、思わぬ棚ボタである。
ちなみに、もう一日のプログラム(公演初日。私は行きません。)の方も、メインを除くプログラムが変更になり、同様にヴァイオリン・コンチェルト(メンデルスゾーン)になったが、こちらは同交響楽団のコンマスR・チェン氏(台湾出身)がソロを務める。台湾の方々にとっては良かったのではないでしょうか。
ちなみに、私はヨーロッパを旅行する時は、観光、移動、ホテルなども含め全て自分で計画立案するが、今回は相棒のKくんに完全任せ。彼が行くところに私も付いて行く。ちなみに私は台湾についての知識はゼロ。ガイドブックも買っていない。中国語出来ないぞ。日本語で大丈夫なのか?英語は通じるのか?
ま、とにかく頼むよKくん。任せたよKくん。美味いもの食えるところに連れてけよKくん。
こういう人任せの旅行は楽でいいね(笑)。