クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2012/12/20 ミュンヘン2

ミュンヘン二日目。曇のち晴れ。郊外のシュライスハイム城を訪れた。
お城というと、ミュンヘン市内ではニンフェンブルク城が有名で、そちらの方に訪れる人が圧倒的に多く、このシュライスハイム城のことを知らない人が多いと思うが、はっきり言って、穴場とも言うべき絶好の観光スポット。絶対お薦めである。
 広大な敷地内に、アルテス=旧城、ノイエス=新城、ルストハイム城の3つのお城がある。その中では新城が圧倒的に素晴らしい。「ベルサイユ宮殿建設の参考とされた建物」なんていう紹介もされている。(ただし真偽は不明)
 建物の内部は豪華の一言。回廊はバロック美術ギャラリーになっていて、ルーベンス、ヴァン・ダイク、カラッチ、プッサンなどの名画がずらり。館内をゆっくり歩き、心ゆくまで堪能すべし。
 
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 新城に比べると、後の二つのお城はやや見劣りがする。時間がなければ新城だけで十分だと思うが、せっかくここまで来たのなら、全部見ておきましょう。
 
 なお、訪れる季節としては、当たり前だが、夏季が絶好。手入れの行き届いた庭園を散歩するのはさぞ気持ちがいいだろう。今回のように冬だと、木々が枯れていてやはりどことなく物悲しい。庭園内に敷かれた小運河は凍りついていた。
 
 場所は、郊外電車S1で中央駅から約20分のオーバー・シュライスハイムで下車。ガイドブックには「駅からバス」などと書いてあるのもあるが、本数もそれほどないし、徒歩で十分。「シュロス(城)はこちら」という案内標識も出ているので、迷わない。駅から約15分。それぞれのお城に入場料金が設定されているが、一番簡単なのは共通チケットを買うこと。チケットカウンターでも当然それを勧められる。8ユーロだった。