午前中にミュンヘンに移動。前日のウィーンと打って変わって、天気は晴れ。天気が良ければ、やっぱりお出かけしたくなる。ということで、ホテルに荷物を預け、さっそく観光へレッツゴー!
とはいえ、ウィーンと同様、事前に何の計画も立てていなかったので、その場の思い付きで中央駅の北、地下鉄で一駅の近場にあるケーニッヒス・プラッツ(ケーニッヒ広場)付近をお散歩することにした。
ケーニッヒとはドイツ語で国王。ルートヴィヒ1世にちなんだ広場であり、彼が憧れたというギリシャ風の堂々たる建造物が広場を取り囲んでいる。
道を挟んで相向かい合う二つの建物は、一つがギリシャ彫刻を展示するグリプトテーク、もう一つがギリシャや古代ローマ遺跡からの出土品を展示する州立古代美術博物館。あまり興味の対象ではないが、せっかくなので社会科見学しました。感想は特にありません(笑)。
このケーニッヒス・プラッツ付近は、アカデミックな界隈でもある。
ということで、私も少しだけキャンパスを覗かせていただくことにした。
学内に侵入し、探索しながら、遥か昔、大学生の時の若気の至りを思い出す。
仲道さん、あの時、喫茶店に入ったところまで追いかけ、中でサインをねだったのはこのオレです。どうか許してください。
えー・・・、えー・・・、ミュンヘンでしたね(笑)。
その後、市内の中心部に移動。市庁舎前の広場マリエン・プラッツでは、この時期、ドイツのどこでも見られるクリスマス市で賑わっていた。
昼食を取り、その後、「オクトーバーフェスト博物館」を訪れた。
ミュンヘン市内の観光スポットはもう既にほとんど制覇していて、上記のケーニッヒス・プラッツの博物館も2度目だったが、このオクトーバーフェスト博物館は初めて。っていうか、こんな博物館があるなんて、最近まで知らなかった。
御存知のとおり、オクトーバーフェストはミュンヘンが誇る、いやドイツが誇る世界的に有名なビール祭り。私もお祭り期間中に会場を何度となく訪れていて、その楽しさは身を持って経験済み。博物館の展示もさぞ楽しくアミューズメントに満ちたものと思いきや・・・・これが「なんじゃこりゃ!?」というくらいつまんねーの。たった5分ですべて見終わる博物館っていったい何!??入場料4ユーロは高すぎる。タダでも高いわい。
気持ちを鎮め、せめて気分を味わうために、このあとジョッキのビールを一気に飲み干したのは言うまでもない。