その1
「あ、こちらでも何かやっているな。何やっているんだろう??」
興味が湧いて、さらに会場に近づいて聞き耳を立ててみた。すると、かなりのブラヴォーが飛び交っているのが聞こえた。ますます何の公演か知りたくなり、いったん祝祭大劇場に戻って公演カレンダーをチェックした。
そうしたら、なんと、アンゲラ・デノケの歌曲リサイタルだった。
私は非常に驚いた。
なぜかというと、その翌日18日、彼女はオペラ・マクロプロス事件の主役として出演するからだ。
つまり、彼女は「二日連続」で舞台に立つ。普通の歌手はこういう連チャンはしないと思うのだが・・・。
18日のオペラを観ることになっているこっちは、とても心配になる。「おいおい、大丈夫かよ、連チャンで!? 期待しているんだからさあ。」
ところが、18日の公演が素晴らしかったのは記事に書いたとおり。強靭な喉を持つデノケ、恐るべし。
その2
8月15日 コシ・ファン・トゥッテの公演の客席に、ルッジェーロ・ライモンディ発見。
公演の合間ではなかったけど、同じくこの日、会場近くを歩いていたD・レシュマンを発見。ドン・ジョヴァンニのドンナ・エルヴィーラに出演でしたね。とてもお綺麗でした。