クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

音楽祭でのエトセトラ

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その1
 8月17日の夜。祝祭大劇場ではクリスティアンティーレマン指揮による影のない女の公演が行われ、私も鑑賞した。第2幕後の休憩中、ふと外に出てみたら、隣りの会場から拍手が漏れ聞こえてきた。
「あ、こちらでも何かやっているな。何やっているんだろう??」
興味が湧いて、さらに会場に近づいて聞き耳を立ててみた。すると、かなりのブラヴォーが飛び交っているのが聞こえた。ますます何の公演か知りたくなり、いったん祝祭大劇場に戻って公演カレンダーをチェックした。
 
そうしたら、なんと、アンゲラ・デノケの歌曲リサイタルだった。
 
私は非常に驚いた。
なぜかというと、その翌日18日、彼女はオペラ・マクロプロス事件の主役として出演するからだ。
つまり、彼女は「二日連続」で舞台に立つ。普通の歌手はこういう連チャンはしないと思うのだが・・・。
 
 18日のオペラを観ることになっているこっちは、とても心配になる。「おいおい、大丈夫かよ、連チャンで!? 期待しているんだからさあ。」
 
 影のない女を一緒に観たSさん御夫妻にさっそく報告したが、奥さまJさんは「リサイタルはきっと前日のボイストレーニングみたいなものよ。」と涼しい顔。そういうものかぁ!??
 
 ところが、18日の公演が素晴らしかったのは記事に書いたとおり。強靭な喉を持つデノケ、恐るべし。
 
 
その2
 クラシック音楽のトップアーティストが集うザルツブルク音楽祭。お客さんもセレブ。そんなお客さんに紛れて、同業である演奏家、指揮者などを何人か発見。
 
8月15日 コシ・ファン・トゥッテの公演の客席に、ルッジェーロ・ライモンディ発見。
8月17日 影のない女の公演では、フェドセーエフ、他日の演目を振ったI・ボルトン、ミンコフスキなどを発見。
8月19日 マクベスの公演では、前ウィーン国立歌劇場総裁のイアン・ホーレンダーさんがいて、休憩中、マリス・ヤンソンス氏と立ち話をしていた。なんちゅう豪華なシーンだ!
 公演の合間ではなかったけど、同じくこの日、会場近くを歩いていたD・レシュマンを発見。ドン・ジョヴァンニのドンナ・エルヴィーラに出演でしたね。とてもお綺麗でした。