クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

「過去の旅行記」シリーズ

 大震災と原発事故の余波はまだまだ収まりそうもない。私の住んでいるところでも未だに余震が起こっている。もう震度3くらいの揺れでは全く驚かなくなっていて、慣れというはスゴイものだなと思う。
 
 クラシックのコンサートやオペラも公演中止が相次いでいる。停電の件もあるしこればかりは仕方がないとすっかり諦めの境地。ただし、日本全国が一様に沈んでいたらそれこそ復興の道も険しいと思うので、スポーツや文化などの興行も少しずつ再開されればいいなと願う。これらは人の心を癒すパワーがあるのだから。
 
 私のブログではコンサートやオペラの鑑賞記が大きな柱になっているので、これらに関する記事ネタがすっかりなくなってしまった今日この頃である。そこで、この機会に過去の旅行記でも書こうかな、と思い立った。
 もともと、ブログ立ち上げの当初目的の一つが過去の旅行記を書き留めることだったので、ちょうどいいかな、と。
 
 自分がこれまで何回海外旅行に行っているのかは、途中から数えるのを放棄してしまったのでよく分からないのだが、間違いなく60回以上は行っているような気がする。これらの全ての旅行記を書くのはもう絶対に無理。何度も行っているウィーンやミュンヘン、パリ、ミラノ、ロンドンなどは、観光ポイントをいったいどの時に行ったのか、混同してもうワケが分からなくなってしまっているからだ。また、鑑賞した公演についても、可もなく不可もなくフツー程度の物はどんどん印象が薄れていっている。こんな状況なので、書くとしたら未だ記憶が鮮明な旅行だけを復元していくしかない。
 
 大親友で海外旅行を何度も一緒に行っているOくんからは、「早く、一番最初の旅行(スイス・オーストリア)について書いてくれよ」と急かされている。今から20年くらい前にOくんと行ったスイスアルプス&夏の3大音楽祭(ルツェルンブレゲンツ、ザルツブルク)巡りツアー。この旅行こそ私の原点。初めてということもあって、これだけ年月が経っているのに未だ記憶は鮮明だ。書こうと思えばバリバリ書ける・・・のだが、いったんこの旅行記に着手すると完結まで相当の時間がかかりそうなので、今回はパスする。(Oくんゴメン)
 
 2008年9月からこのブログを立ち上げたわけだが、早々に直近二つの旅行記をアップした。同年2月のミュンヘン・ウィーン旅行と8月のイタリア旅行。実を言うと、その2回の間の5月にもう一回出かけていて、この旅行記アップが漏れている。ベルギー、ドイツ、スイス、オーストリアの4カ国をあっという間に駆け抜けたオペラ旅行。今回、これを書こうと思う。
 
 じゃ、そういうことで、明日?明後日?からスタートします。よろしく~。