クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2011/2/10 シカゴ2

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デトロイトからシカゴに戻った。今日もいい天気。
まずはミレニアムパークでお散歩。市民の憩いの場で夏には多くの人で賑わうとのことだが、さすがにこの時期は寒いし歩道以外は雪に覆われていて、人が少ない。いるのは外国人観光客で、ビル群を反射するシルバーのオブジェに向かって盛んにシャッターを切っている。もちろん私もその一人。
 
続いて、シカゴのもう一つの展望台、ジョン・ハンコック・センターで、シカゴで二回目のおのぼり。昼と夜の2回のコンビチケットを売っていたので、それを買った。一昨日のウィリスタワーよりもこちらの方が湖に近いので、湖を望む眺めが断然素晴らしい。それにしてもミシガン湖、天気がいいのではるか先まで見渡せるが、対岸は全く見えず、海と見間違うほどの大きさを実感する。
 
一時間ほど眺望と一息のコーヒーと時間つぶし用の読書を楽しみ、次にシカゴ歴史博物館を訪れた。
シカゴにゆかりのあるリンカーン、ギャングのアル・カポネデリンジャー、そしてマイケル・ジョーダンなどの展示物が目を引いた。持参した地球の歩き方によれば、シカゴ響の音楽監督で名を上げたサー・ゲオルグショルティのタキシードも置いてあるということであったが、こちらは探せども見つからず。人気がないので展示から外されてしまったか?(笑)。
社会科見学で訪れていた子供たち20人くらいが、全員貸し出されたブルース・ブラザーズの格好(帽子、ネクタイ、サングラス)に着替えて館内を巡っていたのには笑った。
 
昼食は、ガイドブックにも載っているきちんとしたイタリアレストランで。本当にここまでろくなものを食べておらず、まあその分お金も掛かっていなかったので、ここはちょっと奮発した。ランチコース、ボトルワインと料理で1万2千円くらいだったが、美味いっ!!なんかようやく生き返った感じ(笑)。それにしても、イタメシはおいしいなあ。っていうか、単純にここアメリカでは美味しさと値段が比例関係にあるというわけか・・。
 
ホテルに戻って少し休憩し、午後8時のシカゴ響の開演前に再びジョン・ハンコック・センターの展望台に登った。昼間とは違う宝石のような光の世界に息を飲む。気が付いたのだが、夜景の鮮やかさを飾っているのは、摩天楼ビルの窓から漏れる照明ではなく、実は街路地に等間隔に立っている街灯なのだということ。地上では2、30メートルごとに立つただの街灯だが、高いところから見ると、それがきれいに町の区画をなぞっている。
 
これでニューヨーク、サンフランシスコに続いてシカゴの夜景もゲット、なんとなく征服感に包まれて満足した。