2011年になりました。明けましておめでとうございます。
昨年12月末はちょっくら大阪に遊びに行っており、ブログ更新は久しぶりです。
昨年を振り返ると、やはり何と言っても念願の聖地バイロイト訪問が一番のトピックスだった。夢にまで見た音楽祭だったが、期待に違わぬ素晴らしい劇場で、ワーグナー楽劇を堪能した。ワルキューレではあまりに興奮しすぎて気分が悪くなり、途中退出するという情けないオマケもついて、そういう意味でも忘れられない。
国内でも印象深い公演がたくさんあった。自分の中ではアーノンクールとアルゲリッチが双璧。また、トリノ王立歌劇場による二つのコテコテのイタ・オペ(椿姫とボエーム)、それからゲルギエフとヤンソンスによるマーラーも強いインパクトがあった。更には、ティーレマン・ミュンヘンフィルのブル8、ツィメルマンのピアノ、東京・春・音楽祭でのムーティのカルミナ・ブラーナとN響のパルジファルなども。
日本のオーケストラも頑張ったと思うよ。インバル・都響のマーラーは凄かったなあ。日本のオケによる最高レベル。テミルカーノフ・読響のタコ7番も絶品だったし、「やるときゃやる」N響はプレヴィンとデュトワで見事に「やった」。
こうしてみると、2010年は結構当たり年だったような気がする。
翻って、今年はどうでしょう。
一方で、メトには全然期待していない。たしかにスター歌手が並んでいるけど、演目として魅力がない。ドン・カルロなんて現地でせっかく新演出上演したのに、なんでわざわざ古くてカビが生えたバージョン持ってくるわけ?ナメとる。と言いつつ結局全演目買っちゃったけどさ(苦笑)。
海外計画では、既に‘次の次の次’まで決まっています(笑)。
とりあえず、2月にシカゴ。初めての訪問、楽しみです。寒そう。果たしてムーティはシカゴ響とウマが合うのか?チェックしてきます。
音楽とは全く関係ないが・・レッズ。はあぁぁぁ(ため息)。
昨シーズンほどスタジアムに足を運ばなかった年はこれまでなかった。私のように見限った人は多かったようだ。観客動員数は激減。そりゃそうだ。勝ち、魅せることでファンに夢を与えてきたチームだったのに、突然「若手育成チーム」になっちまった。「育てながら勝つ」だあ??アホか。あまいあまい。早く私をスタジアムに連れ戻してちょうだい。お願いします。
最後に、自身の健康、家族の健康、仕事におけるノーストレス、そして世界平和を祈ります。これら全てがコンサート・オペラ鑑賞活動に必要です。(海外に出ると、世界平和が大事なことを痛感します。)
それでは今年もよろしくお願いします。