南仏モンペリエ。陽光まぶしく、南風が心地よい。
石畳が残る旧市街は十分に徒歩で回ることが出来、一角には凱旋門やローマ時代の水道橋跡などがあって歴史を感じさせる。しかも緑が多く、本当に美しい街。持参したガイドブックに「観光というより、住んでみたい町」と書いてあったが、なるほどその通りだと思った。
街の中心から北東1キロほど、緑に囲まれたシャン・ド・マルス庭園の奥に、比較的新しい建物で、「ル・コラム」というフォーラムのような複合施設がある。国際会議やシンポジウムなどが開催されるようで、建物の横には万国旗がはためいている。
この施設の中に、「オペラ・ベルリオーズ」という歌劇場が入っている。収容は約2千席で、その名のごとくオペラが上演されるほか、コンサートなども行われる。
この日は、朝から観光で町歩き、有名なファーブル美術館を訪ねた後、そのまま午後3時からのオペラに突入。終演後に夕食を取ったら、今度はそのままスタジアムに直行。午後9時からサッカー観戦。見終わってホテルに戻ったのは午後11時45分。
久々にハードスケジュールをこなしたが、濃密で最高に充実した一日だった。
オペラ鑑賞記、サッカー観戦記は次回以降に切り分けます。