クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2010/1/31 都響

2010年1月31日  東京都交響楽団  東京芸術劇場
東京芸術劇場シリーズ 作曲家の肖像「ラヴェル
指揮  下野竜也
松田理奈(ヴァイオリン)、横山幸雄(ピアノ)
ラヴェル  クープランの墓、ツィガーヌ、左手のための協奏曲、ボレロ


結構ありがちな名曲コンサートなのだが・・・。
クープランの墓はオケバージョンで聴くのは初めて。(自分でもびっくり)
左手の協奏曲もこれまで一度しか聴いたこと無し。(これも以外!)
ツィガーヌもリサイタルでのピアノ伴奏は何度もあるが、オケ伴奏は初めて。
(以上については、あくまでも生コンサートにおいてです)

 なんだかんだ言っても普段はやっぱり大曲のプログラムを追い求めてるんですかねえ。でも、こういうラヴェルドビュッシーなどの小品も、実にいいですよねえ。あらためて思いました。

 というわけで、ラヴェルの繊細で多彩なオーケストレーションは新鮮で、楽しかった。なんか、引き出しの奥に眠っていた宝物の箱を久しぶりに開けたような気分になった。

 都響プレーヤーのソロのうまさも光った。オーボエ、フルート、コンマス、みなさんお上手。やっぱりプロってうまいなあと、これもあらためて感嘆。

 極め付きはアンコールのマ・メール・ロワ終曲。本当に久しぶりに聴いたけど、こんなに美しい素敵な曲だったっけ?すっかり忘れていました。7月にプラッソン指揮の東フィルでもプログラムに入っていてそれに行こうと思っているので、もう一度聞き込んでみるとしましょう。

 本当にいろいろ再認識することができたコンサートでした。