クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

12月旅行のエピローグ

さてさて皆さま。
 今回の旅行は、まったくたくさんの災難にあってしまいました。

 ところで、ロストとなった私のバッゲージ、その後どうなったと思います?

 また、怒りが頂点に達したチューリッヒで「もう、エールフランスは二度と利用するものか!」と決意したわたくしでございますが、その後の私の気持ちはどうなったでしょうか?

 まずバッゲージについてですが。
 帰国し、早速エールフランスに問い合わせました。そうしたところ・・・。

 パリでバッゲージサービスの職員にあれほど「オランダに荷物を送らないでください!」と念を押したのですが、結局私の荷物はアムスに行ってしまったのだそうです。あっはっはっは(爆笑)。

 で、あれほど「20日にはチューリッヒを離れますよ」と警告したのに、その20日にアムスからチューリッヒに空輸し、既にチェックアウト済みのホテルに配送したのだそうです。どっひぇっひぇ!(爆笑) 

 大バカ。小学生並みの会社だな。いやそれは小学生に失礼か。

 エールフランス日本支社成田荷物係の担当者はよく頑張ってくれました。さすが我が日本。応対も丁寧で実にしっかりしています。チューリッヒにコンタクトを取り、ホテルに届けられたその後の行方をきちんと追って、ちゃんとそれを成田に送ることに成功しました。

 無事に成田に到着してすぐに私の手元にくるかと思いきや、また一つ関門がありました。

 税関です。

 別送荷物はきちんと税関申告しなければならないのです。また、荷物の中身をチェックするため、鍵を送らなければならないのです。

 こうした手続きとやりとりに更に数日を要し、ようやく、ようやく、
「本日!!!!」
荷物が自宅に届けられました! いや~感慨深い。よく紛失しなかったものだ。私はてっきりなくなったものと諦めていたのだが。

 また、エールフランス社より「今回の旅行で、ロストバッゲージに伴って購入した品物があったら、補償賠償するので領収書またはレシートを送って欲しい」と言われました。

 私は下着、靴下、シャツなどをチューリッヒでだいたい日本円で7千円くらい買ったのですが・・領収書なんてもらわないし、レシートって・・普通、もらった瞬間ゴミ箱に捨てる物ですよねえ??(違う??)
 

 こんなエールフランス。二度と利用しないと誓ったエールフランス
 でも私はゴールド会員。いいこともあるんです。

 ウィーンからパリ経由の日本帰国便。年末・クリスマス休暇時期ということもあって、予約が混雑し、どうやらエコノミークラスでオーバーブッキング気味になったようです。
 こういう時、ゴールド会員は優遇されます。ビジネスクラスにアップグレードしてくれたのです。おかげで極楽の機内だったんです。
 それくらいしてくれて当然と思いつつ、「やっぱりエール、捨てがたい」と思ってしまいました(笑)。

 今後ですが、欧州行きで唯一夜便を持つエールフランスの利便性は捨てがたく、絶縁宣言は見送ろうと思います。ただし、これからは同じ系列・スカイチームメンバーKLMロイヤルオランダ航空の利用頻度を上げようと思っています。信用度も高いし、値段も安いし、マイレージもそのまま貯まるし使えるし。

 以上で今回の旅行記はこれで終わります。