クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

過去の旅行記書きます

 まだまだ天気はすっきりとしませんが、世間一般的に夏休み、バカンスのシーズンに入りました。クラシックコンサートもオフシーズンです。
 もちろんリゾート地での音楽祭や、子供を対象としたコンサートも行われたりしますが、基本的には何もない季節です。

 私のスケジュールでも、来週にPMFオーケストラ東京公演がありますが、8月になると、2、3公演くらいしか入っていません。9月のスカラ座引っ越し公演やウィーンフィルなどの本格シーズン到来を控え、それまでの間は私のコンサートダイアリーもしばしおいとまです。(ザルツブルクとかバイロイトとかペーザロに行きたいっすね~)

 さて、この閑散期に、ブログで過去の旅行記を書こうと思います。

 私のこのブログは、Kくんという友人からの「これまでに行った膨大なコンサートや、旅行記をまとめたら?」という勧めからスタートしました。

 もともとこれらが出発点なのに、実際には日々のコンサート日記に追われ、なかなか過去の旅行記に辿り着きませんでした。

 今、この時期がそのチャンス!

 もちろん、これまで行った全ての旅行を全部まとめられるかというと、それはそれで難しい。特にここ数年は「単にオペラを追っかけているだけ」というのも多く、現地で聴いた公演の記憶はあっても旅行そのものの体をなしていないものもあります。

 なので、今もなお記憶がしっかり残っていて、思い出満載の、友人との漫遊記を選定して書こうと思います。


 ということで。

 今回は、上記のとおり私にブログ開設を勧めてくれた親友のKくんと一緒に行ったイタリア旅行を採り上げます。1995年の5月です。私にとって海外11回目、イタリア2回目、ただし最初のイタリアはローマのみだったので、事実上の初イタリアと言っていいかもしれません。
 そして、この時がミラノ・スカラ座初見参でもありました。

 一緒に行ったKくんは、しばしば私のブログに登場した師匠のKさんとイニシャルが一緒で混同しますが、‘さん’と‘くん’で区別します。

 かれこれ14年前という古い話になりますが、どうかご勘弁を。

 それでは次回から。まず、旅行前のプロローグ(事前準備編)があります。