2025年3月20日 東京春祭チェンバー・オーケストラ(東京・春・音楽祭) 東京文化会館 小ホール
モーツァルト ディヴェルティメント ヘ長調
ストラヴィンスキー バレエ音楽 ミューズの神を率いるアポロ
モーツァルト 交響曲第39番
さながら、「偉大な堀正文先生と、その教え子たち」wwww
N響のコンサートマスターとして長く活躍した堀さんも、御年75歳。すっかり大ベテラン。
一方、オーケストラメンバーは、若手奏者が多く占める。
「恩師を囲む会」のように見えてしまうのは、そりゃ仕方がない。
だが、メンバー表を見ると、若手とはいえ、腕利き奏者が揃っている。
ヴァイオリンなんか、コンマスの堀さんに続くのが、葵トリオ(名古屋フィルのコンミス)の小川響子さん、広響コンミス(クァルテット・アマービレ)の北田千尋さん、人気ソリストの荒井里桜さんなど。チェロにはN響の首席奏者:辻本玲さんなど。
なかなか豪華な布陣ではないか。
しかも、オーケストラの多くを占めた女性奏者が、各自素敵なドレスで登場。ステージを美しく飾り、華やいだ雰囲気に包まれた。
そうか、春なんだなーと思った。「東京・春・音楽祭」だけに。
指揮者も据えていないわけだし、そういうコンサートなら、音楽的な解釈云々とか固いことを言わず、心地よい音楽に身を委ね、純粋に作品を、そして演奏を、楽しめばいい。そもそも、奏者の皆さんだって、堀先生の下での合奏を楽しみながら演奏しているのだから。
こういう風にリラックスモードだと、モーツァルトって、本当にキラキラと輝いて聴こえる。改めて、音楽って素晴らしいなと思う。
で、そう実感出来たのなら、それはすなわち「良いコンサートだった」ということ。「当たり」ということで。
演奏が終了し、カーテンコールとなったところで、コンマスの堀さんが指揮者のように自分だけ袖に引っ込み、また登場しようとしたら、一部の奏者さんたちが後に続いて袖に引き揚げてしまい、バタバタとなってしまったハプニングは、御愛嬌とはいえ、ワロタ。