2022年9月20日 読売日本交響楽団 サントリーホール
指揮 セバスティアン・ヴァイグレ
合唱 新国立劇場合唱団
ファン・スミ(ソプラノ)、大西宇宙(バリトン)
シュニーダー 聖ヨハネの黙示録
ブラームス ドイツ・レクイエム
記事として書くことがあまり無いので、本当はアップするのを躊躇した公演。それでも「行きました」という記録は残したいと思い、書くことにした。
なぜ書くことがあまり無かったかというと、この日のメインプロのドイツ・レクで、何度となく睡魔に襲われ、集中して聴くことがほとんど出来なかったのだ。
疲れていたのかなあ・・。
前日遅くに家族・親戚の一泊旅行から帰ってきた。(F・D・フローレスのリサイタルには行けなかった。)その時はそれほど疲れているとは感じなかった。
それでも、朝から普通に仕事に行って、やっぱり疲れが出たんだろうな。もう年だしな。
睡魔に襲われた理由として思い当たることがもう一つあって、自分はブラームスのドイツ・レク、なんかイマイチなのである。なんつーか、あまり琴線に響かないというか。なぜかよく分からないけど。
なんでだろう・・名曲だとは思うのだが。この曲が好きな人だって、きっと多くいるだろう。
でも個人的にイマイチなんだから仕方がない。
ま、そういう曲もあるわな。
一曲目のシュニーダーの作品は、まったく期待していなかったが、結構面白かった。現代音楽っぽくなくて、むしろ聴きやすい曲だった。
いっそのこと、私の大嫌いないわゆるコテコテの現代音楽だったら、むしろ前半に爆睡して疲れを取り、ドイツ・レクで復活出来たかもしれなかったな(笑)。
この日も新国立劇場合唱団が大活躍。
今月は都響とヤナーチェクのグラゴル・ミサを演奏し、N響とヴェル・レクを演奏し、そしてこの日の読響。
一曲目なんて日本初演だったのだから、譜読みの一から始めて大変だっただろう。
それにしても、新国立劇場合唱団、引っ張りだこじゃないか。どんだけプロオケから信頼されているんだ!?
そうした信頼に応えられるハイレベルな実力を十分に備えているってことだね。