クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

過去の旅行記シリーズ

残念なことだが、この情勢下では、ブログのネタがない。
何かを書こうと思って音楽関連のネタを探すと、そこにあるのは「◯◯公演中止」とか「◯◯音楽祭中止」とかばかり。テレビを付けてもニュースを見ても暗い話題ばかり。

何か明るい話題を提供できないかと考えた結果、過去の旅行記を少しずつアップしていこうかな、と思い付いた。

私は1988年に初めての欧州旅行(スイス・オーストリア)を敢行して以来、約30年で海外に100回以上出かけている。(正確な回数は、きちんと数えてみないと分からない。)
そして、このブログを開設した2008年以降は、そのすべての旅行について、鑑賞公演の感想とともに記事に残してきた。

逆に言えば、2007年以前の旅行については、いくつかの例外を除き、ご紹介に至っていない。

もともとブログを立ち上げた目的の一つが「自分の旅行の足跡を書き残す」だったので、昔の旅行記をアップするのはそれに適っているし、むしろ使命と言ってもいいのかもしれない。

しかし、そこには大いなる困難性が伴う。
当たり前だが、昔であればあるほど、記憶が薄れている。覚えていることはあるが、一方で、すっかり忘れていることも多い。
例えば、保存している昔の写真を取り出し、見返してみても、「ここどこだっけ?」「こんなとこ行ったっけ?」と首を傾げてしまうことがある。
ましてや、鑑賞した公演のことなんて、強烈なインパクトでも残っていない限り、当時感じたことを再現することなど不可能だ。それに、仮に再現したところで、新鮮さはかなり失っているだろう。

もう一つ。
2003年より以前の旅行で撮った写真はフィルムであり、アルバム冊子には貼ってあるが、デジタル保存されていない。そうしたアルバム写真を、ブログにアップするために改めてデジタルに記録して保存する作業は、はっきり言って面倒くさく、あまりやりたくない。
更に、「もう何度目かだから」という理由のため、カメラを持参せずに出かけていたことが、少なからずの期間あった。そのため、写真さえ残っていないという旅行が結構ある。

ということなので、すべての旅行を押さえることは無理。できません。やりません。

また、「覚えていることは書く」、「でも覚えていないことについてはスルー」、「もしくは写真だけの御紹介」、公演については「演目と出演者のみのご紹介」、というパターンが必然的に多くなる。

どうか、以上のことについて、くれぐれもご容赦願いたい。

「いつの」「どこの」旅行から書いていくかについては、適当、順不同、思い付きで選んでいく。

最初にご紹介しようと思うのは、今年開催されるはずだったサッカー欧州選手権「ユーロ」中止の事態を受け止め、自分が2004年に初めてそのユーロを現地体験したポルトガル旅行である。
つまり、オペラ・クラシック旅行ではありません(笑)。
でも、大会中の試合の合間にポルトガルを抜け出し、ちゃんとオペラ鑑賞は果たしていますんで、ご安心ください。

では乞うご期待。
(いや、あまり期待せんでください(笑))