クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

新型コロナウィルスの影響3

新型肺炎コロナウィルスの影響拡大は、留まるところを知らない。
もう、自分が予定していた国内コンサートのキャンセルどころではなくなってきた。いよいよ、次の旅行計画にも黄色信号が点滅しようとしているのだ。

私の次の旅行予定は、ゴールデンウィークアメリカだ。ニューヨーク、フィラデルフィア、シカゴ、ロサンゼルスという久しぶりの長期で、もちろんMETやニューヨーク・フィル、シカゴ響、シカゴ・リリック、ロサンゼルス・オペラなど、連日連夜の鑑賞しまくり計画である。

だが、暗雲が漂っているのは、ご承知のとおり。トランプ大統領は、中国、イランだけでなく、感染者数が日々拡大しているイタリア、韓国、そして日本に対しても入国禁止措置の検討に向け、事態を注視していると発表した。

いや、そんな入国禁止措置が適用される、されないより、そもそもアメリカの国自体にもどんどんと感染が広がっていて、状況が急迫しているのである。
ニューヨーク州カルフォルニア州では、既に非常事態宣言が発令された。NBAは無観客試合を検討との報道もある。
もしかしたら、日本と同様に、イベント関係が一気に一斉休止・延期・無観客に向かっていく可能性がある。たとえ入国禁止措置を免れたとしても、鑑賞予定の公演が中止になったら、私の場合、旅行の意味は失われたも同然なのだ。

ただ、今の私の気持ちとしては、結構落ち着いている。
非常事態なのだ。どうしようもない。仕方がない。
だから、既に半ば諦めかけていて、結果を淡々と受け入れる用意が出来ている。

既にほぼすべての公演チケットを購入済だが、それとは別に、旅行に行くことで、これからかかってくる出費というのがあり(例えば宿泊代、観光代など)、旅行が中止になればこうした経費が浮く。行かないことで、プラスの経済効果があるわけだ。

購入済の公演チケット代は状況次第。
主催者の方が公演中止とすれば、当然返金されるだろう。
問題は、入国禁止措置により行けなくなった場合で、これは返してくれないかもね。いちおう「行けなくなったのは、あんたの国の措置のせいなんだから、金返せよ」ともがいてみるが・・・まあ、無理だろうな。

困るのは、「やる公演もあれば、中止の公演もある」みたいな中途半端な状況が起きてしまうこと。
そして、最悪なのは、行ったことで自分が感染してしまったり、隔離されてしまったり、になること。

さて、これから果たしてどうなるのか。
今後の行方について、焦らず、不安にならず、淡々と冷静に構えて様子を見ようと思う。

まずは、今、国内で、個人として出来る感染予防対策、手洗いやアルコール消毒などをしっかりやらねば、ということだね。