クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2023/9/18 新国立 オペラトーク

2023年9月18日 新国立劇場 オペラトークプッチーニ「修道女アンジェリカ」、ラヴェル「子どもと魔法」出演:沼尻竜典(指揮)、粟國淳(演出)、井内美香(司会)歌唱:修道女アンジェリカより 中村真紀(アンジェリカ)子どもと魔法より 金澤桃子(…

2023/9/17 阪田知樹 ラフマニノフピアノ協奏曲全曲演奏会

2023年9月17日 阪田知樹 ラフマニノフ ピアノ協奏曲全曲演奏会 サントリーホール指揮 大井剛史管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団ラフマニノフ ピアノ協奏曲第1番、第2番、第4番、パガニーニの主題による狂詩曲、第3番 ラフマニノフ生誕150…

ステファン・グールド2

健康状態を理由に引退を表明したステファン・グールド。突然の残念な発表に対し、私は以前のブログ記事にて「健康状態の回復に努めていただき、もし万が一、従前の体調を取り戻し、気力が萎えていなかったら、是非舞台に戻ってきてください」と書いた。 その…

2023/9/10 N響 A定期

2023年9月10日 NHK交響楽団 A定期演奏会 NHKホール指揮 ファビオ・ルイージマルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)R・シュトラウス ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら、ブルレスケ、交響的幻想曲「イタリアから」 N響は、ルイージ…

2023/9/9 藤原歌劇団 二人のフォスカリ

2023年9月9日 藤原歌劇団 会場:新国立劇場ヴェルディ 二人のフォスカリ指揮 田中祐子演出 伊香修吾管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団合唱 藤原歌劇団合唱部、二期会合唱団、新国立劇場合唱団上江隼人(フランチェスコ)、藤田卓也(ヤコポ)、佐藤…

バスケットボール日本代表に一言

バスケットボール・ワールドカップで、パリ・オリンピック出場権を勝ち取った日本代表「Akatsuki JAPAN」への称賛の嵐がすごい。フィンランドを撃破したあたりからどんどんと日本中で盛り上がっていき、その活躍と動向が連日のようにテレビニュースで報じら…

吹奏楽との出会いが、自分をこんなふうにした

コンサート、オペラに通い続けること40年。国内での鑑賞だけでは飽き足らず、海外にまで遠征する。かつて、友人の結婚式の出席よりも、コンサートを優先したことがある。その昔、付き合っていた彼女の誕生日祝いよりも、コンサートを優先したことがある。 …

吹奏楽コンクール 西関東大会

ふと昔を思い出し、懐かしさに焦がれて、吹奏楽コンクールの大会に出掛けた。西関東吹奏楽コンクール、高校生の部。埼玉県、群馬県、山梨県、新潟県、それぞれの県予選を勝ち抜いた高校が集った大会。ここを突破すると、いよいよ次は全国大会。生徒たちは、…

2023/8/31 読響

2023年8月31日 読売日本交響楽団 サントリーホール指揮 上岡敏之ブルックナー 交響曲第8番 本公演の当初の指揮者はローター・ツァグロセクだった。病気によりキャンセルとなり、代替で上岡さんに変更となった。この一公演のために、急遽ドイツから駆…

ステファン・グールド

アメリカのテノール歌手、というより、世界的なヘルデン・テノール、ステファン・グールドが引退を表明したらしい。彼のエージェントが発表し、それによると、健康状態が理由であるという。 これは残念なニュースである。確かに、彼はこの夏のバイロイト音楽…

2024年の来日演奏家情報

「音楽の友」誌が最新9月号にて、来年(2024年)の外来演奏家、団体の予定を発表した。毎年この月号で特集記事を組むので、この時期「来年はどんな演奏家、どこのオーケストラが来るのかな?」と楽しみに雑誌を手に取り、そしてページをめくる。 目を引…

バーデン・バーデン・イースターフェスティバルの「影のない女」

NHK-BSで放送されたバーデン・バーデン祝祭劇場イースターフェスティバル「影のない女」を観た。今年の4月に上演されたライブを収めたもので、本公演は私も現地にて鑑賞した。つまり、観るのは二度目ということになる。 生で鑑賞した時、当然のことだ…

2023/8/19 東響

2023年8月19日 東京交響楽団 サントリーホール指揮 鈴木優人合唱 東響コーラス中江早希(ソプラノ)、澤江衣里(ソプラノ)、櫻田亮(テノール)メンデルスゾーン 交響曲第5番「宗教改革」、第2番「讃歌」 8月に開催される東響の定期演奏会。暑さ…

飯守泰次郎2

飯守泰次郎さんがお亡くなりになられた。ご冥福をお祈りしたい。間違いなく日本の楽壇の一翼を担っていた巨匠。根強いファンも多かったので、今回の訃報は各方面に驚きと悲嘆と惜別の念をもたらしたことだろう。まだ現役の最中で、特に東京シティ・フィルハ…

ラツィオの思い出

サッカー日本代表の中心選手である鎌田大地選手が、イタリア・セリエAのSSラツィオに移籍することになった。噂されていたACミランの移籍が御破算になるなど、ファンをやきもきさせたが、新シーズンの開幕が迫る中で、ようやく新天地が決まった形。ラツ…

2023/8/6 都響(サラダ音楽祭)

2023年8月6日 東京都交響楽団(サラダ音楽祭) 東京芸術劇場《TOKYO MET SaLaD MUSIC FESTIVAL 2023》指揮 大野和士合唱 新国立劇場合唱団金森穣(ダンス)、井関佐和子(ダンス)小林厚子(ソプラノ)、山下裕賀(メゾ・ソプラノ)、村上公太(テノー…

シュターツカペレ・ドレスデンの来日中止と、それから・・

今年の11月に予定されていたシュターツカペレ・ドレスデンの来日公演が、中止になった。公演を主催するジャパン・アーツ社が公式に発表した。来日公演決定が報じられたのは今年の5月。そこから3か月も経たないうちに、一転しての中止の発表には少々驚い…

欧州の入国審査

ノルウェーの雄大な景色を堪能し、バカンスを満喫した7月の夏休み旅行。だが、すべて楽しいことだらけ、というわけではなかった。些細なことも含め、幾つかのことでイライラした。 まあでも、これが海外。特に個人旅行だから、何かしら思うように行かないこ…

2023/7/16 ローエングリン

2023年7月16日 バイエルン州立歌劇場ワーグナー ローエングリン指揮 フランソワ・グサヴィエ・ロト演出 コーネル・ムンドルッツォミカ・カレス(ハインリッヒ王)、クラウス・フロリアン・フォークト(ローエングリン)、ヨハンニ・フォン・オオスト…

2023/7/16 ミュンヘン3

ミュンヘン市の中心部を流れるイザール川の中洲に、自然・科学・技術分野において世界最大級の展示面積を誇る「ドイツ博物館」がある。その本館にとても入り切らない交通部門の別館が、少し離れたテレジエンヴィーゼ地区にある。そこに行ってみた。 いわゆる…

2023/7/15 カルテンベルク中世騎士祭り

毎年7月中旬から3週に渡り、毎週末に開催される世界最大規模の中世騎士祭。場所はミュンヘン郊外にあるカルテンベルク城。ミュンヘン中央駅からローカル鉄道RB(レギオナル・バーン)で約30分(もしくは各駅停車のSバーンで約45分)、ゲルテンドル…

2023/7/23 東京フィル

2023年7月23日 東京フィルハーモニー交響楽団 オーチャードホールヴェルディ オテロ(コンサート形式上演)指揮 チョン・ミョンフン合唱 新国立劇場合唱団グレゴリー・クンデ(オテロ)、小林厚子(デズデモナ)、ダリボール・イェニス(イアーゴ)、…

2023/7/22 東響(フェスタサマーミューザ)

2023年7月22日 東京交響楽団(フェスタサマーミューザ) ミューザ川崎シンフォニーホール指揮 ジョナサン・ノットチャイコフスキー 交響曲第3番「ポーランド」、交響曲第4番 プログラム選定に強いこだわりを持つノット。そんな彼が大衆性のあるチャ…

2023/7/15 ミュンヘン2

オスロ発午前7時15分の飛行機に乗るため、午前4時に起床。ミュンヘンには午前10時到着。天気は晴れ。ていうか、暑い! なんと30度! ちょうどこの少し前、日本に猛暑が到来し、東京・埼玉など各地で38度に到達したというニュースをネットで眺めて…

2023/7/14 ベルゲン3(モストラウメン・フィヨルド)

ベルゲン三日目。前日に引き続き、フィヨルド観光の第二弾。 計画段階で、この日はベルゲンを直ちに離れてオスロに戻り、オスロ市内観光の続きをやる、というのも選択肢の一つだった。しかし、せっかくのフィヨルド観光が雨にやられてしまう可能性があり、予…

2023/7/13 ベルゲン2(ソグネ・フィヨルド)

ベルゲン二日目。この日は世界的に有名なフィヨルドのツアーに出掛けた。ノルウェーが誇る4大フィヨルドの一つ、ソグネ・フィヨルド。オスロからの日帰りは基本的に無理のため、ここベルゲンがアクセス拠点になる。 そのルートだが、まずベルゲンから電車に…

2023/7/12 ベルゲン1

ロフォーテン諸島を隅々まで巡った3日間が、あっという間に終了。空港に戻り、レンタカーを返却し、オスロ経由でベルゲンに向かった。トランスファーのオスロ空港のターミナルロビーにて軽く昼食。「ノルウェーは物価がめちゃくちゃ高い」と以前にコメント…

2023/7/11 ロフォーテン諸島3(グレスフィヨルド)

ロフォーテン諸島三日目。天気、前日に続き、快晴。またまたキターーー!!! 本当は旅行記であっても、そこで感じたこと思ったこと、エピソードなど、具体的かつちょっと客観的に文章にして書き記したい気はある。だが、今回のロフォーテン諸島については、…

2023/7/10 ロフォーテン諸島2(レーヌ)

ロフォーテン諸島二日目。天気、快晴。キターーー!!! こういう景勝地は、天気がすべて。運を天に任せたが、神様はついに私に微笑んでくれた。 そうだよ、そうなんだよ。オレ、一生懸命生きてきたんだよ。頑張って仕事してきたんだよ。たまには報われたっ…

2023/7/9 ロフォーテン諸島1(ヘニングスヴァー)

たった一日でオスロを離れ、ここからいよいよノルウェー観光の本番ハイライト。 よほど詳しい旅行好き、あるいは辺境好きでもないかぎり、日本人にとってあまり馴染みがないロフォーテン諸島。「地の果てにある大自然の造形美」を知ったのは、以前に国際サッ…