クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2023-01-01から1年間の記事一覧

2023/10/26 ヴィツェンツァ・オペラ・フェスティバル

ナポリを離れ、ヴィツェンツァへ。南イタリアから北イタリアへの移動はさすがに遠くて、電車で5時間半(ヴェローナで乗換え)かかる予定だったのに加え、更に、またもや50分(!)遅延した。イライラしてはいけない。ここはイタリアである。 ヴィツェンツ…

2023/10/25 ナポリ3

ナポリ三日目。天気、曇り、雨、曇り、晴れ。本当はこの日の夜、オペラだったんだよなぁ・・・くそー。(未練たらたら) この日はスパッカ・ナポリという界隈を散策。ナポリの下町と言われ、狭い路地がひしめいている。 ドゥオーモ(サン・ジェンナーロ聖堂…

2023/10/24 ナポリ2

ナポリ二日目。天気、晴れ。日中は気温27度。朝、非常にヤバい通知がメールで届いた。明日25日(水)にナポリ・サンカルロ劇場にて鑑賞予定だったロッシーニ「マオメット2世」が、公演中止になってしまった・・・。げげーっ! ショーペロ、ストライキだ…

2023/10/23 ナポリ1

前日、ローマからボローニャへ北上したが、この日は再び南下し、ローマを通過してナポリへ。 と、ここでトラブル発生。特急列車フレッチャロッサが、ローマ近郊で緊急停車し、動かなくなった。その後、イタリア語と英語で車内アナウンス。なんと、「電気系統…

2023/10/22 オリー伯爵

ボローニャ市立歌劇場は、来日公演がもうすぐだ。初日は11月2日なので、指揮者も歌手もオーケストラも「これからまもなく日本に向かう」くらいの感じだろうか。 その日本公演直前、現地ボローニャの公演を鑑賞。「日本に来るのに、わざわざ現地で観なくて…

2023/10/22 ボローニャ

ボローニャにやってきた。ローマから特急電車で2時間半。正午過ぎに到着。 この日は、午後4時からオペラ鑑賞。なので、昼食を取り、ホテルにチェックインしたら、もう観光の街歩きをすることは出来ない。残念ながらボローニャは、オペラだけの訪問だ。 「…

2023/10/21 サンタ・チェチーリア管

2023年10月21日 ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団会場:アウディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカ サンタ・チェチーリアホール指揮 ヤクブ・フルシャ合唱 ローマ・サンタ・チェチーリア国立音楽院合唱団コリンヌ・ウィンタース(ソプラノ)、…

2023/10/21 ローマ2

ローマ二日目。曇り、時々ぱらつき雨、時々晴れ。昨日に続きヴェネツィア広場に再度やってきて、その北側にあるコロンナ宮殿の美術館を訪問。 実は、ここが開館するのは土曜日の午前中のみ。(※決められた時間のガイドツアーのみで、金曜日の午前中も開館)…

2023/10/20 ローマ1

午前9時10分、ローマ・フィウミチーノ空港に到着。入国審査、市内(テルミニ駅)への移動、ホテルへの移動とチェックイン手続等、なんだかんだで時間がかかり、観光をスタート出来たのは正午。天気は曇、気温は約27度。 久しぶりのローマである。20年…

2023/10/19 シンガポール

シンガポールに着いた。 あくまでも乗り継ぎ経由地だが、ローマ行きのフライト出発までは十分に時間があるので、せっかくだから観光してみよう。 入国はあっという間だった。日本の帰国手続きよりもスムーズだった。事前にオンラインで入国及び健康診査に必…

ヨーロッパ旅行 Part4

本日これから、今年4回目となる海外遠征に出発する。今、羽田空港のラウンジでこれを書いている。フライトの出発の時間は、当初予定は22時55分だったが、現在30分のディレイが表示されているところ。 世界情勢が混沌とし、極めて雲行きが怪しい中での…

2023/10/17 A・カントロフ ピアノ・リサイタル

2023年10月17日 アレクサンドル・カントロフ ピアノ・リサイタル 東京オペラシティコンサートホールブラームス ピアノ・ソナタ第1番バッハ(ブラームス編) シャコンヌシューベルト/リスト さすらい人、水車小屋と小川、春への想い、街、海辺でシュ…

2023/10/14 日本フィル

本当はこの日、日本フィルを聴いてからただちに渋谷に移動するダブルヘッダーのはずだった。ブロム御大の来日キャンセルは、残念。とはいえ、96歳という年齢を考えれば多くを望むことは出来ない。本人はN響に「来年10月の来日を楽しみにしている」との…

2023/10/11 鈴木優人プロデュース 「ジュリオ・チェーザレ」

2023年10月11日 鈴木優人プロデュース/BCJオペラシリーズ 東京オペラシティコンサートホールヘンデル ジュリオ・チェーザレ指揮 鈴木優人演出 佐藤見晴管弦楽 バッハ・コレギウム・ジャパンティム・ミード(ジュリオ・チェーザレ)、森麻季(クレ…

2023/10/7 東響

2023年10月7日 東京交響楽団 名曲全集 ミューザ川崎シンフォニーホール指揮 沖澤のどか合唱 二期会合唱団、NHK児童合唱団ストラヴィンスキー 組曲プルチネルラ、詩篇交響曲、ペトルーシュカ 今年4月から京都市交響楽団の常任指揮者に就任した沖澤…

2023/10/1 新国立 修道女アンジェリカ、子供と魔法

2023年10月1日 新国立劇場プッチーニ 修道女アンジェリカラヴェル 子供と魔法指揮 沼尻竜典演出 粟國淳管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 新国立劇場2023-24年シーズンの開幕公演。演目には、ダブルビルとして、プッチーニとラヴェルの2作…

ベルリン州立歌劇場の新音楽総監督決定

バレンボイムの辞任によって空席となっていたベルリン州立歌劇場の音楽総監督のポストが決まった。クリスティアン・ティーレマンとのことだ。劇場の公式ウェブサイトで発表されているので、正式決定。同サイトには、ティーレマン本人のコメント、前監督バレ…

2023/9/26 ローマ歌劇場 トスカ

2023年9月26日 ローマ歌劇場 東京文化会館プッチーニ トスカ指揮 ミケーレ・マリオッティ演出 フランコ・ゼッフィレッリソニア・ヨンチェヴァ(トスカ)、ヴィットリオ・グリゴーロ(カヴァラドッシ)、ロマン・ブルデンコ(スカルピア)、ドメニコ・…

2023/9/22 読響

2023年9月22日 読売日本交響楽団 サントリーホール指揮 ギエドレ・シュレキーテエマニュエル・パユ(フルート)チャイコフスキー 幻想序曲「ロメオとジュリエット」サン・サーンス オデレット、ロマンス変ニ長調シャミナード フルートと管弦楽のため…

2023/9/18 新国立 オペラトーク

2023年9月18日 新国立劇場 オペラトークプッチーニ「修道女アンジェリカ」、ラヴェル「子どもと魔法」出演:沼尻竜典(指揮)、粟國淳(演出)、井内美香(司会)歌唱:修道女アンジェリカより 中村真紀(アンジェリカ)子どもと魔法より 金澤桃子(…

2023/9/17 阪田知樹 ラフマニノフピアノ協奏曲全曲演奏会

2023年9月17日 阪田知樹 ラフマニノフ ピアノ協奏曲全曲演奏会 サントリーホール指揮 大井剛史管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団ラフマニノフ ピアノ協奏曲第1番、第2番、第4番、パガニーニの主題による狂詩曲、第3番 ラフマニノフ生誕150…

ステファン・グールド2

健康状態を理由に引退を表明したステファン・グールド。突然の残念な発表に対し、私は以前のブログ記事にて「健康状態の回復に努めていただき、もし万が一、従前の体調を取り戻し、気力が萎えていなかったら、是非舞台に戻ってきてください」と書いた。 その…

2023/9/10 N響 A定期

2023年9月10日 NHK交響楽団 A定期演奏会 NHKホール指揮 ファビオ・ルイージマルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)R・シュトラウス ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら、ブルレスケ、交響的幻想曲「イタリアから」 N響は、ルイージ…

2023/9/9 藤原歌劇団 二人のフォスカリ

2023年9月9日 藤原歌劇団 会場:新国立劇場ヴェルディ 二人のフォスカリ指揮 田中祐子演出 伊香修吾管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団合唱 藤原歌劇団合唱部、二期会合唱団、新国立劇場合唱団上江隼人(フランチェスコ)、藤田卓也(ヤコポ)、佐藤…

バスケットボール日本代表に一言

バスケットボール・ワールドカップで、パリ・オリンピック出場権を勝ち取った日本代表「Akatsuki JAPAN」への称賛の嵐がすごい。フィンランドを撃破したあたりからどんどんと日本中で盛り上がっていき、その活躍と動向が連日のようにテレビニュースで報じら…

吹奏楽との出会いが、自分をこんなふうにした

コンサート、オペラに通い続けること40年。国内での鑑賞だけでは飽き足らず、海外にまで遠征する。かつて、友人の結婚式の出席よりも、コンサートを優先したことがある。その昔、付き合っていた彼女の誕生日祝いよりも、コンサートを優先したことがある。 …

吹奏楽コンクール 西関東大会

ふと昔を思い出し、懐かしさに焦がれて、吹奏楽コンクールの大会に出掛けた。西関東吹奏楽コンクール、高校生の部。埼玉県、群馬県、山梨県、新潟県、それぞれの県予選を勝ち抜いた高校が集った大会。ここを突破すると、いよいよ次は全国大会。生徒たちは、…

2023/8/31 読響

2023年8月31日 読売日本交響楽団 サントリーホール指揮 上岡敏之ブルックナー 交響曲第8番 本公演の当初の指揮者はローター・ツァグロセクだった。病気によりキャンセルとなり、代替で上岡さんに変更となった。この一公演のために、急遽ドイツから駆…

ステファン・グールド

アメリカのテノール歌手、というより、世界的なヘルデン・テノール、ステファン・グールドが引退を表明したらしい。彼のエージェントが発表し、それによると、健康状態が理由であるという。 これは残念なニュースである。確かに、彼はこの夏のバイロイト音楽…

2024年の来日演奏家情報

「音楽の友」誌が最新9月号にて、来年(2024年)の外来演奏家、団体の予定を発表した。毎年この月号で特集記事を組むので、この時期「来年はどんな演奏家、どこのオーケストラが来るのかな?」と楽しみに雑誌を手に取り、そしてページをめくる。 目を引…